介護が必要になっても住みよい暮らしづくり

住宅改修

[高齢者・障がいをお持ちの方]

高齢者・障がい者の方の安心な住まいづくりをサポートします。高齢者・障がい者の住宅改修には介護保険の住宅改修をはじめ、市町村独自の給付制度があります。工事計画は行政や民間の福祉サービスと連携してチームでご提案させていただきます。

事例紹介

■ご利用者
横浜市緑区 T.C様
■生活環境
集合住宅
屋内:車いす(自走)・歩行器 / 屋外:車いす(自走)
■工事のポイント
浴室・洗面所の出入り口が狭く、シャワーベンチに座って洗面器を使用しているが、高さが合わず蛇口に手が届きにくいため、洗面器の交換と出入り口の引き戸変更を検討。洗面器はシャワーベンチに座ったままでも使い易いように高さを調整し、蛇口レバーやフレキシブルパイプで使い勝手を向上、出入り口の引き戸を折れ戸に交換した事で開口幅が拡がり出入りがし易くなりました。鏡は一回り大きくして座ったままでも全身が見れるようにし、更に両サイドには収納棚を特注して設置しました。
[Before]
洗面器の位置が高く使いづらく、引き戸開閉部が狭い。
[After]
洗面所の使い勝手向上、折れ戸にして出入りが容易に。
■ご利用者
横浜市緑区 K.M様
■生活環境
賃貸住宅
屋内:車いす(自走) / 屋外:車いす(自走)
■工事のポイント
下肢不自由のため車いすで生活されています。より生活しやすい部屋への改修を希望されていますが、賃貸住宅のため、退去時に発生する原状回復工事の費用が懸念事項でした。原状回復が容易で、かつ使い勝手がよく、美しい空間になるようお客さまと相談しながら進めました。まわりとのバランスを考え、木目と白のコントラストでまとめました。床にはフローリングカーペットを敷き、押入れは、有孔板やナラの突板を使用し書斎スペースとしました。手元には照明スイッチと電源タップを設けています。
[Before]
賃貸住宅の押入れを原状回復出来る形で有効活用したい
[After]
趣味や仕事に使用できる、快適な書斎スペースに
■ご利用者
横浜市旭区 N.H様
■生活環境
1戸建て(持ち家)
屋内:車いす(自走) / 屋外:車いす(自走)
■工事のポイント
車いすでの生活に合わせ、屋外アクセスの方法を検討し、段差解消機を掃出し窓の前に設置する計画としました。合わせて屋根のあるガレージを新設し、雨天でも濡れずに外出できるようにしました。車いす用段差解消機「もちあげくん」はテーブルが下降した状態であれば自動車がテーブル上を通過しても大丈夫な強度があるため、「もちあげくん」を超えた先にも駐車が可能となり、これまでのスペースと合わせて、2台の駐車も可能となりました。福祉機器と駐車スペースの共存が実現しました。
[Before]
駐車場と窓との段差があるので車いすでの外出は大変
[After]
「もちあげくん」により、掃き出し窓からの外出が安楽に
■ご利用者
横浜市中区 S.R様
■生活環境
1戸建て(持ち家)
屋内:車いす(自走) / 屋外:車いす(自走)
■工事のポイント
屋外と2Fへのアクセスと屋内での移動用リフトを計画しました。新築時に将来を見据えエレベーターシャフトが設けられていた事もありエレベーターが容易に導入でき2Fへのアクセスが実現しました。屋外へは玄関に車いす用段差解消機「もちあげくん」を導入。曲線形状の上り框を最小限で改修し、テーブルを台形で製作し設置しました。寝室に取り付けた移動用リフトは補強した天井に直接取り付けるので、室内空間を有効に利用出来ます。浴室には壁付け型のリフトを設置したので、入浴介助が楽になりました。
[Before]
車いすでの外出や屋内での移動が大変
[After]
段差解消機・移動用リフトなどの設置により屋内外への移動が楽
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